はじめて葬儀を行う際に必要な準備とは?

葬儀において持参しなければいけないもの

葬儀において持参しなければいけないもの 葬儀の際の持参品ですが、忘れてはいけないものの一つが香典です。
香典は故人を供養するために持参する現金であり、葬儀のための費用を助け合うという意味も持っています。
お通夜で持参しても問題ありません。
なお、香典は袱紗に包んでおくのがマナーです。
親族の方にお渡しする際に、袱紗から取り出して渡すようにします。
続いて、お焼香の時に必要であることから数珠も用意します。
ただし、数珠は基本的に仏教徒以外は持たなくても問題ありません。
気になるようであれば、宗派を問わずに使用できる略式数珠を持っておくと良いでしょう。
その他には、バッグ・サブバッグ・ハンカチなどの小物を用意しておくと便利です。
バッグは、黒色の布製で光沢がないものを持参するのがマナーです。
また、革や合皮など殺生を連想させるものを身に付けることも避けましょう。
メインだけでなく、サブバッグに関しても同様です。
アクセサリーは身に付けでも問題ありませんが、ネックレスであればパールが基本で、指輪は結婚指輪のみが許されています。
マナーに気を付けて用意しましょう。

葬儀が家族葬や直葬の場合にはどうすればいいか

葬儀が家族葬や直葬の場合にはどうすればいいか それなりの地位に就いていた方・地域で名を知られる方ならともかく、最近は葬儀もどんどん簡略化しており少人数で行われる家族葬や通夜や告別式を簡略化した直葬が広まりを見せています。
親しい方が亡くなられた場合に、参列できるかどうかはよく確認したうえで行くことです。
家族葬と言っても家族だけでなく知人や友人を呼ぶ場合もありますが、明確な定義がないため故人の遺志や遺族の意向が反映されることとなるのです。
そもそも直葬であれば火葬のみが行われるわけで、葬儀に行こうにもそういった場がありません。
新型コロナウイルスの影響もあり、遺族から声をかけてもらえない限りは参列は控える方向で考えておいた方が良さそうです。
香典についても、不要と言われたらそれに従うことです。
もらってしまうと香典返しをしなければならなかったりと何かと面倒で、決して遺族のためになるとは言いきれないのです。
あくまで残される方の気持ちに添うことです。